【滞納差押回避】高すぎて払えない市民税の分割払い回数を増やす方法

分割納税手続きで注意すべきポイント

ここからは住民税の分割納税をお願いする際に注意ずべきポイントについてまとめておきます。

【注意ずべきポイントその1】納付期限までに相談に行く

今回紹介しているような税金の納付回数を変更してもらうための条件として、初回の納税期限(住民税の場合、第一期分の6月末)までに相談に行くことが挙げられます。

それまでに相談に行けば対応してくれることがほとんどなのですが、少しでも支払いが滞っている(滞納している)場合、申し出を断られることが出てきます。

というのも、役所関係の業務はルールを守ることが基本なため、白(滞納がない)か黒(滞納がある)かはっきりとしていて、少しでも黒だとダメになってしまいます。

逆に考えると、黒な部分がなければ、例えば、滞納分を一旦支払ってしまえば白になるので、その白の状態であれば相談に乗ってもらえる用になります。

役所の仕事ははっきりと物事考えるという点が一般的な人付き合いとは異なりますので注意が必要です。

【注意ずべきポイントその2】督促状が届く

先ほどお話した担当者とのやり取りの中でも出てきましたが、今回紹介した分割払い回数を増やす手続きをとったとしても、住民税未納の督促状は通常通り届くことになっています。

というのも、ここで紹介している分割払いの手続きは支払期限を変更してもらったのではなく、単に納付書の額面を細かく分けてもらっただけということになります。

このことは、上の納付書は支払い回数を4回から10回に変更した後のものになりますが、納付額はきちんと変更されているにも関わらず、納付期限は第一期納付期限の6月30日のままになっていることからも理解できると思います。

ですので、分割払いの回数を変更し、一回あたりの支払額を減額してもらったとしても、本来の支払うべき期日は変わっていないので、滞納は滞納ということなります。

ただし、先程の窓口の人との話でお分かりいただけるとおり、分割払いの約束を役所と取り交わし、今回新たに約束した期限までにこれらの納付書を使って支払を行っていけば、送られてくる督促状は確認するだけで良い、つまり、住民税の滞納による差し押さえは正式に回避できるということになります。

この辺の話は少し難しく感じるかもしれませんが、とにかく「窓口で分割払いの回数を変更してもらって、約束した期日までに支払いを行っていけば、督促状やそれに添付されている振込用紙は無視しておいてOK」ということになります。

これが支払いを分割してもらった後に実際に届いた税金の督促状です。

督促状が届くとかなりビックリしてしまいますが、それに添付されている振込用紙で支払いを行った場合、今回新たに作ってもらった10回払いの納付用紙が使えなくなります。

繰り返しになりますが、市役所で分割納付を依頼した場合は、この督促状は無視してOKですので、このことはしっかりと理解しておきましょう。

【注意ずべきポイントその3】延滞税が追加される

延滞税については、先ほどお話した内容とも少し関連してくるのですが、今回紹介している分割払い回数の変更手続きはあくまで納付用紙の支払金額を分けるだけの手続きであって、納付期限を遅らせてもらったわけではありません。

どういうことか?

私の場合、本来6、8、10、1月末までに支払わなければならない住民税の支払いを、以下のように変更してもらいました。

  • 第一期 6月末 → 7月、8月、9月
  • 第二期 8月末 → 9月、10月、11月
  • 第三期 10月末 → 11月、12月、1月、2月
  • 第四期 1月末 → 2月、3月、4月

ここで、第一期の支払いに着目すると、本来は6月末までに納付しなければならない税金を7~9月にかけて支払うため、この部分において延滞税が発生します。

ここまでくると「分割払い回数の変更手続きはあくまで納付用紙の支払金額を分けるだけの手続きであって、納付期限を遅らせてもらったわけではない」ということがなんとなく理解できると思います。

ちなみに、延滞税の金利は以下の通りです。

納期限の翌日から1カ月を経過する日まで・・・・・・年率7.3%
(平成28年中の特例措置利率 2.8%)

納期限後1カ月を経過した日から納付の日まで・・・・年率14.6%
(平成28年中の特例措置利率 9.1%)

※当分の間特例例措置として、国によって毎年、延滞金の利率が定められています。

出典)市税の納税|鈴鹿市

分割払いの回数を増やしたことによって発生する延滞税は、最終支払い(4月分)が終わった後に、これまでの延滞税をまとめて支払うという形になります。

予定通りに支払いを進めていけば、延滞機関は1~2ヶ月ほどと短く、延滞税の総額は大した額になることはありません。

実際に分割払いを増やしてもらい、それを払い終えた後に発生した滞納税は合計で200円でした。

市民税の滞納税は200円

少額ではありますが、このような延滞税が発生してしまう可能性があることを知っておきましょう。

最後に一言

今回は、【滞納差押回避】高すぎて払えない市民税の分割払い回数を増やす方法についてお話しました。

市民税の支払いは基本的には所属している会社が支払ってくれているので、サラリーマンなどの多くの人には関係のないことなのですが、色んな事情で会社をやめたり、病気や育児休暇などで長期間会社を離れる場合に、自分で支払わなければならなくなります。

急に数万円の出費が出てくるので驚いてしまいますが、このような方法で支払いを先延ばしすることができますので、是非参考にしてみてください。

それでは!

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