【滞納払えない】自動車税の納付支払いを先延ばしする4つの方法

【方法その1】6月の督促状が届いてから7月頃までに支払う(追加の延滞金なし)

まずはじめに紹介しておきたい方法は、4~5月頃に届く自動車税納付の振込用紙はとりあえず無視しておいて、6月下旬に届く自動車税の督促状で自動車税を納付するという方法です。

このような督促状(支払い用紙)が届いてから、コンビニや金融期間で自動車税を納付すればOKです。

本来であれば、元々の納付期限だった5月末からの滞納金が発生するはずなのですが、この自動車税については、1,000円未満の場合の滞納金は免除されますので、この7月時点での支払額(写真右側、58,000円)は5月末までに支払う額(写真左側、58,000円)と同額になっています。

ただし、この方法は自動車税の支払いそのものを2ヶ月ほど滞納する方法ですので、仮にこの期間に該当する車の車検を行わなければならない場合は、自動車税未納のために車検を受けることはできなくなってしまうため注意が必要です。

逆に、車検が7月末以降の場合、この督促状による支払いを済ませていれば特に影響することはありません。

ちなみに、7月以降まで自動車税の支払いを行わなかった場合、その後1~2回ほど延滞金が上乗せされた督促状が送られてきて、その後、財産の差し押さえ予告書が届き、それでも支払いをしない場合は財産の差し押さえが実施されるというのが一般的な流れです。

市では滞納者に対し、不動産・給与・預金等の差し押さえを実施してきましたが、新たに動産差し押さえとして自動車・バイクの差し押さえを実施します。

対象者
文書や電話などによる再三の催告に応じない市税滞納者(個人及び法人)

取り組み概要
自動車などを所有している滞納者に対し、差押予告書を発し納税が無い場合、タイヤロックを用いて自動車やオートバイなどの差し押さえを行います。またドアミラーに差押物件である事を示す封印(差押財産の証)を取り付けます。
注1) 今までとおり不動産、給与、預金等の他の財産を差し押さえる場合もあります。
注2) 差し押さえた自動車やバイクの保管責任は滞納者にあります。タイヤロックがされている状態で自動車・バイクを故意に破損・隠ぺい等させた場合は「国税徴収法第187条(罰則)、刑法第96条(封印等破棄)等」の規定が適用される事があります。また故意では無くても修理等損害賠償費用は滞納者が負担します。

目的
所有する自動車やバイクなどを差し押さえタイヤロックを装着し運行不能状態とし、それでも納税されない場合は自動車やバイクなどを引き上げて公売します。

納付が困難な方は
納付が困難な事情などのある場合は、郡上市役所税務課収納係までお早めにご連絡下さい。
また納税相談で来庁される場合は、納付が困難と説明できる書類等ありましたら提示して下さい。

引用)再三の催告や納税相談にも応じない滞納者に対し、自動車・バイクのタイヤロック機器使用による差し押さえを実施します。|岐阜県郡上市

細かいところまでお話すると、法律上は納期限から1ヶ月ほどで差し押さえが可能なので、ここで紹介している方法は多少の差し押さえリスクを含みます。

ですが、結構多くの人が7月末までに自動車税納付を行っているのも事実です。

というのも、一般的な会社員のボーナスの支払いが6月末なので、それで自動車税を支払おうという人が多いからです。

それを考慮してか、県の差し押さえが実施される期間も一度目の督促状の納付期限が切れた9月以降に設定されています。

9月から12月までの4か月間は、自動車税の滞納に対する集中差押期間です。県では、すでに納税をいただいている大多数の納税者との公平を確保するため、この期間、滞納者の勤務先への給与調査、給与や預貯金の差押、タイヤロック装置による自動車の運行禁止措置などの滞納処分を集中的に実施します。自動車税の納付がまだお済みでない方は、至急納付をお願いします。

自動車税集中差押期間の取組について

○期間9月1日~12月31日
○取組

勤務先への給与調査
給与、預貯金、売掛金などの債権差押
自動車の差押
自動車のタイヤロックによる運行禁止措置
居宅や事業所の捜索による財産の差押
自動車や動産を引き揚げて、インターネット公売の実施など

引用)自動車税の滞納に対する集中差押えを実施しています|岐阜県

6月頃に届く督促状の支払期限である7月末までに自動車税を支払うという方法は、全くのノーリスクというわけではありませんが、多くの人がこれを利用してボーナスなどで自動車税を支払っているという現状を知っておきましょう。

【方法その2】クレジットカードのリボ払いで月々少額払いに変更(約4,000円の手数料が発生)

次に紹介する方法は、自動車税をクレジットカードで支払い、その支払をクレジットカードのリボ払いに変更することで、毎月数千円からの少額払いに変更するという方法です。

自動車税をクレジットカードで支払うことができる地域が増えてきたこともあり、普通にクレジットカードでショッピングする感覚で自動車税を支払い、後からクレジットカードの方で支払いをリボ払い(月々定額払い)に変更することが可能となります。

例えば、自動車税をクレジットカードで支払い、そのクレジットカードの方でリボ払いの月払いを5,000円という感じで設定しておけば、毎月の引き落とし額は5,000円となるので、実質的に自動車税の支払いを先延ばしすることができます。

この方法のデメリットは、リボ払い(クレジット会社)に対する手数料(約15~18%)がかかってくる点。

5万円の自動車税を月々5,000円の支払いで払った場合、トータルで約4000円ほどの手数料が発生します。

出典)ショッピングリボ払いのシミュレーション|JCB

逆に、この方法のメリットは単に支払いを毎月少額にできるだけではありません。

この方法は、クレジットカードで税金を収めた後にクレジットカード会社に返済していく形をとるので、リボ払いの支払いが続いている状態でも車の車検を受けることが出来ます。(自分に変わってクレジット会社が自動車税を先に収めてくれているため)

また、そもそもこの方法なら自動車税を滞納していることにはなりませんので、前のページで紹介した方法のように督促状が送られてくることもありませんし、手数料の支払いだけで差し押さえのリスクを回避するという効果もあります。

お住いの地域が自動車税のクレジットカード払いに対応している場合、この方法を検討してみるのもいいと思います。

なお、自動車税のクレジットカード払いの具体的な方法については、こちらの記事が参考になると思います。

【方法その3】県税事務所に連絡して自動車税を分割払いにしてもらう

自動車税の分納(分割払い)支払用紙

次に紹介しておきたい方法は、自動車税を分割払いする方法です。

意外に知られていないことですが、自動車税の徴収元である県税事務所(軽自動車の場合は市役所など)に「分割払いにしてもらえないか相談する」ことで、通常は一括払いの自動車税を分割払いにすることが可能な場合があります。

具体的な手続き方法としては、まず5月初旬に送られてくる納税通知書に記載の県税事務所に向かいましょう。

自動車税を県税事務所で分割払いにしてもらう

県税事務所の中に入ったら、自動車税担当の窓口がありますので、窓口の人に「自動車税の分納(分割払い)の相談がしたいのですが・・・。」と声をかけてみましょう。

県税事務所の自動車税納付窓口

すると窓口の人が担当者(地域ごとに担当者が異なる)にその場でつないでくれます。

担当者がきたら、「どうして自動車税を一括で支払うことができないのか?」など聞かれますので、理由を説明していきましょう。

具体的には

  • 短期的に支出が増えてしまている
  • 失業や休職中である
  • 病気のために仕事を休んでいる
  • 出産や育児休業中のため
  • 独立開業直後で収入が安定していない

など、今自分が置かれている状況を素直に話せばOKです。

このあと具体的な手続きに入る前に、担当者の人から氏名や住所、電話番号、家族構成、家計の状況(収入の額、支出の額など)を聞かれることになります。

特に重要なのは家計の状況で、収入の額(A)と支出の額(B)を計算して、本当に税金を支払う余裕がない(AーBがほぼゼロまたはマイナス)ことを確認されることになりますので、事前にざっくりと現在の家計の状況を把握しておくといいでしょう。

それらの確認が終わったら、支払回数や支払い時期などを決めていきます。

基本的に、納付者側(私たち)から「この条件であればちゃんと支払いができます」という内容を担当者に伝えます。

地域によって対応に違いはありますが、常識ある支払金額(2万円以上)、回数(2~3回程度)で職員にお願いすれば、分割払いに応じてくれる可能性が高まるでしょう。

1回の支払い金額が1万円以下だと「そんな金額では」と言われて、経験上応じてもらえません。自動車税の金額にもよりますが、3回払い程度にするのが目安のようです。

引用)自動車税の分割払いができること知っていますか?|WEB|CARTOP

そして、最後に支払条件が書かれた誓約書に署名捺印すれば、分割払いの支払用紙(銀行などの金融機関やコンビニでも支払可能なもの)を受け取ることが出来ます。

自動車税の分割払い(分納)の誓約書

自動車税の分納(分割払い)支払用紙

なお、支払用紙などと一緒に以下のような書類も受け取りました。

自動車税の分割納付をした人に配られる用紙

ここには①財産調査を実施します、②延滞金は必ず納付してください、③完納まで催告文章は送付されます、④分納不履行時は滞納処分を執行しますという内容が記載されています。

ただし、基本的にはちゃんと分割払いを約束した期限通りに納めれば財産調査なども行われませんでしたので、この内容は税金を納めない人向けのものだと思ってもらえればいいと思います。

ちなみに、ここで紹介した方法を成功させるための一番のポイントは、送られてきた納付書の支払期限(5月末)までに県税事務所に相談に行くことです。

この5月末までのタイミングであれば、多くの場合、担当者との相談で分割払いを受け入れてもらえる可能性が高いです。

逆に、それ以降の6月末に督促状が送られてくる時期などに相談に行った場合、既に税金が滞納の状態になってしまっているので、担当者から見た案件の印象は悪くなりがちです。

自動車税が支払えないと感じたら、早め早めに手続きをやっていきましょう。

なお、この方法のデメリットしては、分割払いが完了するまでは車検を受けることができない(車検を受ける際に自動車税を完納する必要有り)という点。

車検が分割払い完了後であれば、問題はありません。

もし、支払期日までに車検がある場合は、自動車税を先払いしつつ、支払いは分割払いにできる先ほど紹介したクレジットカードを使って自動車税を納付する方法を検討してみるのもいいでしょう。

【方法その4】自動車を廃車にする

次に紹介する方法は、維持費も高いしもう自動車に乗らないという人向けの話ですが、自動車税は4月1日時点での所有者に課せられる税金ですので、3月31日までに自動車を廃車にすれば(売却すれば)、自動車税は払わなくて良くなります。

なお4月以降に自動車を廃車にした場合は、保有していた期間分(月割)の支払となります。

例えば、5月に廃車手続きをした場合、6~7月頃に送られてくる督促状には1年分の自動車税額が記載されていますので一旦その額を支払わなければなりません。

でも、おおよそ2ヶ月程後に、払いすぎていた11ヶ月分の自動車税を還付する通知が自動車税事務所から勝手に送付されますので、それを使って指定の金融機関で支払いすぎた分の自動車税を現金で受け取る事ができます。

なお、最近では中古車の買い取り業者がたくさん出てきましたので、昔のように車を廃車にするためにスクラップ費用などを支払わなければならないケースはほとんどなく、それらの業者に車を買い取ってもってお金を受け取りつつ、廃車手続きまで業者側でやってもらうことが可能です。

もし、複数台車を所有していて、かつあまり乗らない車がある場合は、自動車税の節約も兼ねて買取業者に車を買い取ってもらうというのも一つの手です。

最後に一言

今回は、【滞納払えない】自動車税納付を2ヶ月以上先延ばしする4つの方法についてお話しました。

毎年春は何かと支出が多い時期ですし、ボーナスが出るまでは家計が苦しくなりがちです。

今回紹介した方法を参考に、自動車税を上手に納付してみてはいかがでしょうか?

それでは!

スポンサーリンク
スポンサーリンク



タイトルとURLをコピーしました